ペルナン・ヴェルジュレス Pernand-Vergelesses

ブルゴーニュらしいワインの生産地

ペルナン・ヴェルジュレス村は、コート・ドール県のボーヌ市から北へ6キロ、コート・ド・ボーヌの上部に位置する。二つの谷が合わさる「コルトン山」という場所にあり、この山にはペルナン・ヴェルジュレスの他に、アロース・コルトンとラドワ・セリニーという2つの村がある。ペルナン・ヴェルジュレスのブドウ畑はほとんどが南側を向いている。この村は、道が狭く、深い地下カーヴ、丘の側面に這うようなブドウ畑と、コート・ド・ボーヌの中でも「最もブドウ産地らしい地域」だと言えるだろう。

作られるワインとぶどうの種類

赤ワイン:ピノ・ノワール種

丘の中腹の小石まじりの石灰質土壌がピノ・ノワール種の栽培に適している。

白ワイン:シャルドネ種

丘の上部の褐色や黄色を帯びた泥灰土がシャルドネ種の栽培に適している。

生産量・生産面積(2011年度)

総生産量:5640hl(うち52%が赤ワイン)

生産面積

赤ワイン:80,10ha(うち43,10haはプルミエ・クリュ)

白ワイン:78,42ha(うち40,17haはプルミエ・クリュ)

ワインの特徴と相性のよい料理

ペルナン・ヴェルジュレスの赤ワインは強い紫色を帯びた濃いルビー色をしている。香りはイチゴ・フランボワーズ・スミレを思わせる。年を重ねると、野生の低木の茂みや、スパイスの香りがする。味はしっかりしており、まろやかなタンニンと調和している。果肉を思わせ、コクがあり、粘りがあるためバランスがとても良い。

そのため、網焼きやロティやソースがけした子牛肉、仔羊肉、野生のカモ肉、焼いた豚肉など、風味の強い肉料理によく合う。チーズは、mont d’or、vacherin、tomme de Savoie、 reblochon、 cîteauxなどが合う。適温は15~16度。

白ワインは、白金色または薄い黄色をしており、年を重ねると金色を帯びてくる。味は軽くて生き生きとして快活で、サンザシやアカシアの花の香りがし、時が経つと、竜涎香や蜂蜜、スパイスの香りを放つ。

一番相性のよい料理は、寿司。寿司のカリカリ感や柔らかい歯触りの両方に合う。クリームソースのかかった川魚料理や、魚貝類を使ったパスタやリゾットにも合う。グリュイエールチーズやブルーチーズ、ヤギ乳チーズとも相性がよい。

適温は10~12度。