コート・デ・ブラン Cote des Blancs

シャルドネ栽培が主のブラン・ド・ブラン誕生の地

コート・デ・ブランはランスの南、エペルネの街の南に位置する地区。日照に恵まれた東向きのぶどう畑は優れた石灰質土壌。栽培するぶどうのほとんどはシャルドネで、ミネラルを豊富に含む高品質なシャンパーニュを生み出している。「コート・デ・ブラン」とは日本語で「白い丘」を意味し、シャルドネ100%で造られるシャンーニュ「ブラン・ド・ブラン」誕生の地でもある。6つあるグラン・クリュ村の中でも、地区中心に位置するクラマン、アヴィズ、オジェール、ル・メニル・シュル・オジェは特に名高い。

グラン・クリュの村

  • アヴィズAvize
  • シュイイChouilly
  • クラマンCramant
  • ル・メニル・シュル・オジェLes Mesnil-sur-Oger
  • オジェールOger
  • オイリOiry

プルミエ・クリュの村

  • ベルジェール・レ・ヴェルテュBergere-les-Vertus
  • シュイイChouilly
  • キュイ Cuis
  • エトレシィ Etrechy
  • グローヴ Grauves
  • ヴェルテュ Vertus
  • ヴィルヌーヴ・ルネヴィル・シェヴィニー Villeneuve-Renneville-Chevigny
  • ヴォワプルー Voipreux

コート・デ・ブランの代表的な生産者

サロンSalon

毛皮商として成功したウジェーヌ・エメ・サロンが1900年代初頭にル・メニル・シュル・オジェ村に設立。「ぶどうが最良の年にしか造らない」がモットーで、ぶどうが不作だった年には生産を見合わせ、ヴィンテージが手に入った年にのみ最上質のシャルドネの一番搾り果汁だけを使用して生産する。現在JALのファースクラスで提供されているシャンパンとしても有名。

ドゥラモットDeramotte

1760年創業。シャルドネの特性を引き出すことで評価が高いメゾン。サロンの姉妹メゾンという位置づけを担っており、サロンが造られない年のぶどうを使用して造られるのがこのドゥラモットとなる。ラインナップは「ブリュットNV」「ブラン・ド・ブランNV」「ブラン・ド・ブラン・ミレジメ」「ロゼNV」の4アイテムで、瓶内熟成期間が長く、気品と複雑味が感じられる。

デュヴァル・ルロワDuval-Leroy

1859年にシャンパーニュ商人であったルロワ家と、ぶどう栽培家のデュヴァル家が共同でヴェルデュ村に設立。ぶどう栽培から醸造まで一貫した哲学を持って取り組むメゾン。モンターニュ・ド・ランスとコート・デ・ブランに200ヘクタールのプルミエ・クリュとグラン・クリュを所有し、コート・デ・ブラン地区では最大級のプルミエ・クリュ所有者のひとつとして知られる。